縄文より、日本人は自然との調和を大切にして、協調性に優れた民族なのですが 鎌倉時代には「人を思ふは身を思ふ。人を憎むは身を憎む。」(北条氏直時代諺留)との概念が一般に定着しており、このことを通して日本人らしさの心情が形成されてきたものと考えられます。
また、この世は 魂としての根が連なった人々から成り立つのですから、和を尊ぶ 精神は理にかなっている様に思えます。
“和する”とは、人の内包的な概念であるため、社会構造の変化とともに水の流れの如く時代に沿ったものが望ましく、悪しき馴れ合いと迎合とは一線を画したものとして、国家の支柱であることが 美しき日本を形成し続ける礎になると思います。
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